《訪問:2018年07月》
「津軽富士」と言われる岩木山。
その秀麗な成層火山の北東山麓にある大森勝山遺跡は、縄文時代晩期前半(3,000年前)に構築された環状列石(ストーンサークル)を中心とした遺跡です。
こう書いていて、今更ながら知ったのですが、もう「コニーデ」といういい方はしないんですね。
定期的に知識の棚卸をしないといけませんね。(^^;)
今後はまだまだ整備されるのでしょうが、2018年夏に訪れた時は、この標識から、りんご畑に隣接した駐車場までは仮設道路が設置されていました。
いずれ車が離合できる道が整備されるんでしょうかね?
遺跡の方に向かうと、こんな標識。
表現にちょっとびびりますが、最後の階段も段数は25段ほどです。
階段を登って、遺跡へ。
発掘された遺跡は、全て保存のため埋め戻されています。
埋め戻されている遺跡の上には、ロープが張られてその場所を示しているようです。
縄文時代晩期前半に構築された環状列石(ストーンサークル)の場所を示したロープと岩木山。
そちらに行くと、竪穴式住居が発掘された場所があります。
看板の奥の窪地がその場所。
竪穴式住居は縄文時代晩期初頭のものですが、発掘された土器や石器は、縄文時代中期~晩期のものだったそうです。
そこから坂道の方へ向かうと、ロープが張られています。
土坑の跡なんでしょうか。
坂道を下ると、先ほどご紹介した分岐の看板の場所に出ます。
駐車場に戻ります。
駐車場の隣は、柵も無いりんご畑。
さすが、青森です。