《訪問:2018年09月ほか》
昨日、東京や大阪などからでも、五島にある世界遺産の構成資産に含まれる教会4つ全てを週末だけで周れますという記事を敢えて書きましたが、見どころはほかにも沢山あります。
教会だけでも、これまでご紹介した世界遺産「長崎・天草地方の潜伏キリシタン関連遺産」に含まれる4教会(旧野首天主堂、頭ヶ島天主堂、江上天主堂、旧五輪教会堂)や、青砂ヶ浦天主堂(国重文)、大曽教会(県文化財)のほかにも沢山あります。
五島で、これまで巡ってみたあんなとこ、こんなとこをぼちぼち紹介していこうと思います。
まずは、北部の半島部にある江袋教会です。
車で近づくと、教会の上に着きます。
上から見た江袋教会。
ちょっと、変わった形ですよね。
下に降りて、教会を前から見たところ。
江袋教会は、明治15(1882)年に建設され、実際にミサが行われる木造教会としては国内で最も古いものでしたが、2007年に焼けてしまいました。
焼け残った一部の建材を使って、2010年に再建。
その後、長崎県の文化財に指定されています。
教会の正面は階段。
少し下りて、正面から見たところです。
内部は撮影禁止ですが、リブ・ヴォールト式の天井になっています。
正面から下を見下ろしたところ。
傾斜地に建てられているのが良く分かります。