《時刻や航路は2018年09月現在の情報です。》
金曜の夜、会社終わりに出発し、土日だけで五島にある世界遺産に含まれる4つの教会を全て巡ることができます。
五島の魅力は、世界遺産になった集落やそこに含まれる教会だけではありません。
美しい海や景観。
(高浜海水浴場[福江島])
(高井旅海水浴場[中通島])
(五両ダキ[小値賀島])
巨樹。
数々の教会。
(江袋教会[中通島北部])
(冷水教会[中通島北部])
(中ノ浦教会[中通島中部])
(福見教会[中通島南部])
(水ノ浦教会[福江島])
遣唐使関連史跡。
(辞本涯の碑[福江島])
(御舟様[中通島])
そして美味しいごはんなどなど、魅力が沢山あります。
だから、正直、土日だけで訪れるのはもったいない。
でも、いかんせん、心理的に「五島って、遠いなぁ」ってのが正直なところ。
まずは、短時間でも世界遺産巡りで五島を訪れて頂いて、再訪のきっかけになればなぁって思います。
さて、週末だけで4つの島に分かれている教会を全て巡る方法です。
金曜の夜は、博多駅に23時00分頃に到着できれば、どこからでもこのプランに乗ることができます。
羽田空港からでしたら、最終便でも大丈夫でしょうが、余裕をみて19時30分頃の便がいいかなと思います。
新大阪からでも、19時30分頃の新幹線に乗れば大丈夫ですね。
博多駅からは、タクシーかバスで博多埠頭(第2ターミナル)へ。
(バスは、22時10分に西日本シティ銀行本店前の9番バス停から出発する便があります。)
23時45分出港の五島行きフェリー「太古」に乗ります。
小値賀島の笛吹に到着するのは、翌朝の4時40分。
小値賀のターミナル内には、男女別の仮眠室(畳部屋)がありますので、少し休めますね。
町営の船「はまゆう」の乗り場へ。
(ターミナルから徒歩2~3分離れています。)
「はまゆう」に乗船し、7時25分に笛吹港を出て、世界遺産の構成資産に含まれる教会のひとつめ、「旧野首教会」のある野崎島に向かいます。(「野崎島へ」をご参照下さい。)
なお、NPO「おぢかアイランドツーリズム」のガイドツアーに参加すれば、大きな荷物はターミナル内にある事務所で預かってもらえます。
野崎港からは徒歩で野首集落跡へ。
徒歩で20~30分ほどでしょうか。(以下の記事もご参照下さい。)
・旧野首教会へ
・旧野首教会①
・旧野首教会②
・旧野首教会③
(旧野首教会[野崎島])
野崎島を11時35分に出る「はまゆう」で小値賀島に戻ります。(土日祝の臨時便)
小値賀から有川に高速船で向かいます。(現在は、九州商船が1日1便)
小値賀14時05分発、有川16時05分着。
そこからタクシーかレンタカーで、ふたつめの世界遺産の構成資産に含まれる、「頭ヶ島天主堂」へ。
日没時間や、拝観ルールに気を付けて下さい。(以下の記事もご参照下さい。)
・頭ヶ島の集落①(頭ヶ島天主堂へのアクセス)
・頭ヶ島の集落②(頭ヶ島天主堂)
・頭ヶ島の集落③(頭ヶ島天主堂周辺とキリシタン墓地)
・頭ヶ島の集落④(インフォメーションセンター)
土曜の夜は、有川で泊まります。
日曜日は、五島バス主催の「キリシタン・クルーズ(土日祝のみ・2名催行)」に参加します。
有川に港近くにある「五島うどんの里」を7時30分に出発。
世界遺産の構成資産に含まれる残り2つの教会を巡って、11時45分頃に福江港に到着します。
・キリシタン・クルーズ①(有川~若松)
・キリシタン・クルーズ②(キリシタン洞窟)
・奈留島の江上集落①(江上天主堂へのアクセス)
・奈留島の江上集落②(江上天主堂)
・奈留島の江上集落③(江上天主堂とその周辺)
・キリシタン・クルーズ③(江上集落⇒奈留港⇒久賀島)
・久賀島の集落①(船から見た旧五輪教会堂と集落)
・久賀島の集落②(旧五輪教会堂の外観)
・久賀島の集落③(旧五輪教会堂の内部)
・久賀島の集落④(現教会堂と集落)
・キリシタン・クルーズ④(旧五輪教会堂⇒福江島)
福江ターミナルからは、ジェットフォイルで長崎港へ。
ダイヤによって異なりますが、15時頃に長崎に到着すると思います。
長崎空港へはリムジンバス(出島道路経由)で、大波止から40分余りです。
また、16時20分長崎発の特急かもめに乗れば、博多18時14分着。
新幹線でも、その日のうちに東京駅まで到達できますね。