《訪問:2018年05月》
世界遺産「長崎・天草地方の潜伏キリシタン関連遺産」の構成資産のひとつ、「奈留島の江上集落」にある江上天主堂です。
五島バス主催の「キリシタン・クルーズ」に参加し、キリシタン洞窟、旧五輪教会と共に、海上タクシーとタクシーを駆使して巡ってきました。
この教会も、長崎県を中心に多くの教会建設を手掛けた鉄川与助の施工。
木造瓦葺きで、白と青の可憐な教会です。
鉄川与助施工の教会はバラエティに富んでいます。
石造(頭ヶ島天主堂[世界遺産])。
レンガ造(田平天主堂[世界遺産再挑戦の際に構成資産から外れてしまいました。])。
内部は撮影禁止なので中からの写真はありませんが、窓のステンドグラスも手書きでいい感じ。
谷地に建てられているため、大雨が降ると建物周囲を水が流れるため、高床式になっています。
江上天主堂の裏側。
午前中は、十字架の透かしを通した光が、壁に十字を描き出します。