《訪問:2018年05月》
若松港を出て、海上タクシーで南下します。
五島バス主催のツアー、キリシタン・クルーズでは、明治元年に始まったキリシタンへの弾圧「五島崩れ」の史跡のひとつ、キリシタン洞窟にも行きます。
まず、「針のメンド」と呼ばれる、聖母子像の形の海蝕洞。
幼子イエスを抱いた聖母マリアの姿の輪郭に見えますか?
そして、キリシタン洞窟。
洞窟といっても、奥深い洞窟では無いそうです。
「五島崩れ」と呼ばれるキリシタンへの迫害を避け、船でしか行けない険しい断崖の洞窟に3組の家族が逃れました。
しかし、朝食を作るたき火の煙が沖を行く船に見つかり、拷問のすえ、殉教しました。
1967年に、洞窟の入口に、十字架とキリスト像が設置されました。
波が高かったですが、船長のウデで、出来るだけ同じ場所に留まってもらえたので、それなりに写真も撮れました。
この後、奈留島に向かいます。