《訪問:2015年7月》
2018年に生誕110年を迎える田中一村。
千葉から奄美に移住し、その命を削るように全精力を傾けて描いた絵。
生前は評価されず、個展すら開かれなかった画家の絵に、すっかり魅せられてしまっています。
大島紬の染色工として働き、貯めたお金は高価な顔料絵具を買うために。
生活もぎりぎりに切り詰めて、全精力を絵に注いでいました。
彼の絵を見るためだけでも、奄美大島に来る価値はあると思うんですけどね。
田中一村の絵を多数収蔵し、寄託も多く受けている「田中一村記念美術館」は、空港のそばの奄美パークにあります。
もちろん、海に山に史跡にと魅力たっぷりな奄美大島。
何度行っても楽しいんですけどね。