2016
5
Aug

和歌山

樫野埼灯台(和歌山県串本町)

《訪問:2016年7月》

陸繋島である潮岬に橋で繋がる紀伊大島
その沿岸は岩礁地帯で、海の難所でした。
樫野埼①

その紀伊大島の東端に位置する樫野埼は、陸から離れた暗礁が多く、数多くの船を座礁させてきたといいます。
慶応元年(1866年)、開国した日本が米・英・仏・蘭の4ヶ国と結んだ改税条約(江戸条約)で設置が約定された8つの灯台。
そのひとつが樫野埼灯台で、点灯は明治3年(1870年)。
日本で最初の石造り灯台で、初めて回転式閃光を採用した灯台でもあります。
樫野埼灯台①

「日本の灯台の父」と呼ばれるイギリス人技師 リチャード・ブラントンが設計。
外国人らも暮らした石造りの官舎も残っています。
樫野埼灯台官舎①

樫野埼灯台は、外付け階段が付けられていて、上に登ることが出来ます。
樫野埼灯台②

この日も風が強かったのですが、波が打ち寄せる樫野埼の沿岸は、岩礁・暗礁が続いています。
樫野埼②

この岩礁・暗礁地帯で座礁し、遭難したのがオスマン・トルコの軍艦 エルトゥールル号です。
明治23年(1890年)のことでした。
生存者は、この急な崖を登って、官舎の職員に助けを求めました。
樫野埼灯台官舎②
もちろん言葉は通じませんが、万国共通の旗信号の本で意思疎通をしたんですって。

緯度経度で指定
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