《訪問:2014年⑦月》
日出城の続きです。
日出藩は、3万石という決して大きくない藩にしては、立派な石垣を持つ城を持っています。
初代藩主の木下延俊は、義兄 細川忠興の支援を得ながら、約1年で日出城を築きました。
石垣は、細川忠興の家臣 穴太(あのう)理右衛門の指揮によって構築されたといいます。
石垣造りの技術集団「穴太衆」ですね。
日出城の石垣は、自然石や荒割りの石を使った「野面積み」の技法で築かれています。
石材を不規則に積み上げ、横目地が通らない「乱積み」と、石材を一段ずつ横に並べて据え、横目地を通す「布積み」の中間にあたる「布目崩し積み」によって構築されています。
本丸は、日出小学校になっていますが、海側から石垣を上がっていけるようになっています。
グランドの一角には天守台も残っており、グランドの隅からアプローチ。
緯度経度で指定