《訪問:2013年6月・2014年6月》
「宗吾霊堂」として知られる、佐倉の東勝寺。
その起源は、桓武天皇の昔、坂上田村麻呂が建立したと伝えられています。
何よりも、その通称の通り、義民として有名な、佐倉宗吾(木内惣五郎)のお墓などがあることで有名です。
ちなみに、佐倉宗吾は、江戸時代前期、佐倉藩国家老による暴政に苦しんでいた領民の救済を、4代将軍の家綱公へ直訴しました。
願いは聞き届けられ、年貢は引き下げられて領民は救われましたが、ご禁制の将軍への直訴でしたから、その罪により磔刑(はりつけ)に処せられました。
幼い男の子4人も併せて死罪になっています。
また、佐倉を練習拠点にしていた高橋尚子さんが、金メダルに輝いたシドニーオリンピックの前に必勝祈願に来たお寺でもありますね。
その境内の奥に、あじさい園があり、1,000株以上の様々な種類のあじさいが植えられています。
みなさんは、どのあじさいが好みですか?
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