2016
1
Jun

鹿児島、 世界遺産

関吉の疎水溝(鹿児島県鹿児島市)

【訪問:2016年2月】

世界遺産「明治日本の産業革命遺産」の構成資産のひとつ、「関吉の疎水溝」です。
関吉の疎水溝①

薩摩藩が進めた工業化事業である、集成館事業。
蒸気機関が本格導入されるまでは、集成館で使われた主な動力は水車でした。
関吉の疎水溝②

そこで、磯の別邸(仙巌園)に水を引いていた吉野疎水を再整備し、嘉永5年(1852年)に新たな水路を築き、集成館の工業地帯に工業用水を送る仕組みを整えました。
吉野台地と磯の高低差を利用した水車で動力を生んだんですね。

疎水はここで一度せき止めて一定量を取水する仕組みでした。
関吉の疎水溝③

ただ、どこが世界遺産の構成資産なのか?

それは、一旦水を溜めるためにせき止めるための仕掛けの跡と、取水口の跡だけなんです。

写真中央の縦長の溝が、せき止めるための仕掛けの跡。
その左隣りの窪みが取水口の跡。
関吉の疎水溝④

世界遺産の構成資産がどれなのか、見分けるまでにかなり時間がかかりました。
関吉の疎水溝⑤

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