《訪問:2014年10月》
元町公園から坂を少し下ったところ。
港に向かって右手に入ったところに、「旧イギリス領事館」はあります。
元町駐車場の向かい側ですね。
入口を入ると、1階はカフェやショップがあります。
窓際では、函館市民に愛された領事、リチャード・ユースデンが街の様子を眺めています。
一方、家族の居室では、イギリス伝統のティータイムが再現されています。
先に進むと、「開港ミュージアム」。
ペリー来航の半世紀以上前の寛政5年(1793年)、ロシアの使節 ラクスマンが交易を求めて初めて函館に来航したこと、高田屋嘉兵衛(司馬遼太郎の「菜の花の沖」の主人公)のこと、そしてペリーが来航して締結された日米和親条約で、下田と共に函館が開港したこと。
忘れていた色々な事柄を思い出しつつ、ゆっくり展示を楽しみました。
1階に下りると「開港記念ホール」。
箱館を表した鳥瞰図があります。
ともに印象的でした。
道路を渡って、元町駐車場の中。
箱館開港のきっかけを作った、アメリカのペリー提督像があります。
ただ、もう少し、設置場所、考えられませんでしたかね?(笑)