2016
2
Apr

道南、 重要文化財

元町の教会群-昼間(北海道函館市)

《訪問:2014年10月・2015年11月》

函館山の麓付近。

元町地区には、十字路周辺に美しい教会が密集している場所があります。

まずは、ロシア風のビザンチン様式が印象的な「ハリストス正教会」。
正式には、「函館復活教会」というそうです。
ハリストス正教会①

安政6年(1859年)に、ロシア領事館の附属聖堂として建てられたのがその始まり。
明治40年(1907年)の大火で焼けてしまいましたが、大正5年(1916年)にロシア風ビザンチン様式で再建されたそうです。
ハリストス正教会②

再建当時は、鐘楼には大きな鐘が下げられていたそうですが、関東大震災で大破した東京のニコライ堂復興の際に移され、代わりに大小6個一組の鐘に換えられたそうです。
その鐘も、第二次世界大戦中に供出され、現在の鐘は昭和58年に献納されたものです。
ハリストス正教会③

現在は、国の重要文化財に指定されています。
ハリストス正教会④

ハリストス正教会のすぐ下には、カトリック元町教会です。
カトリック元町教会①

これも安政6年(1859年)に仮聖堂が建てられたのが始まりで、横浜の山手教会、長崎の大浦教会と共に、日本におけるキリスト教宣教再開の先駆けをなす、日本で最も古い歴史を持つ教会のひとつです。
カトリック元町教会②

3回も大火の類焼で焼けてしまいましたが、現在の教会は大正13年(1924年)に再建されたものです。
鉄筋コンクリート製のゴシック様式ですが、中央祭壇などの壁像は、その当時のローマ教皇 ベネディクト15世から贈られたものだそうです。
カトリック元町教会③

ハリストス正教会の隣には、印象的な姿の「日本聖公会函館聖ヨハネ教会」です。
英国教会の流れですね。
日本聖公会聖ヨハネ教会①

もともとは明治11年(1878年)に聖堂が建てられましたが、度重なる類焼で、現在の地に再建されたのは大正10年(1921年)です。

現在の聖堂は、昭和54年に建てられました。
上空から見ると十字になっています。
日本聖公会聖ヨハネ教会②

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