《訪問:2016年02月など》
島津家別邸として使われた仙巌園。
明治28年に築造された「正門」です。
正門の周辺には、印象的なモニュメント。
「島津家水天渕発電所記念碑」です。
石垣の方から歩いていくと、早咲きの河津桜とモニュメントが並んで見えます。
そして、正門横の建物には、薩摩の剣法「示現流」の展示も。
司馬遼太郎さんの著作でその壮絶さは知識としてありましたが、改めて解説を読むと、すごい剣法ですね~。
・刀は抜くべからざるもの
・一の太刀を疑わず、二の太刀は負け
・刀は敵を破るものにして、自己の防具には非ず
・人に隠れて稽古に励め
とにかく防御は考えない。
初太刀で敵を斃す。二の太刀は考えない。。
そりゃ、そんな剣客に狙われたら恐ろしいですよね。
幕末、「薩の初太刀は外せ」と恐れられていたそうです。
稽古は、木を削っただけの木剣で、ひたすら庭などの立ち木を枯らすほど打ち込むんですって。
明治になって「桐野利秋」と名乗る、「人斬り半次郎」こと中村半次郎は、西郷隆盛のボディガードのようなことをやっていましたが、家の庭木を全て枯らしてしまうほど立ち木を打ち込んだんだそうです。
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