《訪問:2007年02月》
ここのところ活動が活発化していて、ちょっと心配な桜島。
大正3年の大爆発の猛威を今にとどめる「埋没鳥居」のひとつ、黒神埋没鳥居です。
黒神町にある、この原五社神社の鳥居は、もともと高さ3m。
当時の噴火の猛威を今に伝えています。
大正大噴火の前、桜島は名前の通り「島」でした。
しかし、この大正3年の大噴火で、大隅半島と陸続きになってしまいました。
大正大噴火の前兆は3日前から。
断続的な地震だけでなく、井戸の水が沸騰していたり、海に魚が浮いたりしたそう。
そして、大噴火。
黒煙は上空7,000mにまで達したんですって。
翌日に溶岩の流出が始まり、30億tの溶岩で海峡は埋まってしまいました。
最近、霧島(硫黄山)、桜島、口永良部島などの活動が、かなり活発化しているのが気になります。
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緯度経度で指定
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