《訪問:2015年09月》
2016年01月現在、世界遺産登録の暫定リスト「北海道・北東北の縄文遺跡群」の遺跡のひとつ、「是川遺跡」です。
その中の縄文晩期の中居遺跡、縄文前期~後期の一王子遺跡、縄文中期の堀田遺跡が見渡せる高台。
これらの遺跡の重要性を後世に伝えるため、平成7年に石碑が建立されました。
左から、堀田遺跡、中居遺跡、一王子遺跡なんですが、上から見ても良く分かりませんね。(^^;)
坂を下り、かつての「八戸市縄文学習館」の隣が、中居遺跡。
低湿地の捨て場だった場所で、大量の土器や漆器などが見つかっていて、主な遺物は「是川縄文館」に展示されています。
是川遺跡の対岸にあるという風張遺跡。
ここから出た666点の遺物が平成9年に重要文化財に指定され、そのうちのひとつだった「合掌土偶」が平成21年に国宝になりました。
ただ、残念ながら、時間切れでこの風張遺跡の場所は見つけられなかったんですよね。(^^;)
緯度経度で指定